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過去に好きになったものはいまも大体好きです

かれいなる ひこうポケモンつかい が あらわれた!

初めましての方は初めまして。そうでない方は、お世話になっております。赤咲てあです。

今回もポケモンです。
前回は推しポケ、相棒ポケモンの話をたくさんしたので、今回は推しトレーナーの話をしようと思います。タイトルの通りです。対戦よろしくお願いします。

 

 

 

 

キキョウジムリーダー

私のポケモンシリーズ最推しトレーナーキャラクターは、第2世代(金銀/HGSS)に登場するキキョウシティのジムリーダーハヤトです。
ひこうタイプを専門に扱うトレーナーで、中でも特にポケモンに強い愛着とこだわりを持っているキャラクターです。
登場世代の早いキャラクターということもあり、リメイクや後発作、派生作品への出演など出番が多かったりしますが、どの作品においても手持ちポケモンの多くが鳥ポケモンで占められています。設定が徹底されていて好きです。

ではこのキャラクターのどこが好きなのかと言いますと、造形です。ああ待って帰らないで。いや帰った方が利口なのかもしれません。今日はこういう話しかしない予定です。
ちなみに全部個人の考えなので、「ほーんお前はそう思ってるんか……」くらいの受け止めでお願いします。オタクの妄言ってそんなもんですよ。

 

 

 

 

金銀とHGSSのデザインの変化(キザな坊ちゃん・生真面目なファザコン

造形という単語を持ち出したので、キャラクターデザインの変化についての考察を語りたくなりました。金銀とリメイクのHGSSで、ハヤトのデザインは色々変化しています。
どのように話を進めたら良いか悩んでしまったので、言いたい結論を見出しにしました。

両作で「青い和服を着た、右目を長い前髪で隠した鋭い眼差しの青年」という基本的な特徴は共通していますが、髪型から注目していきますと、金銀はハネのないストレートな坊ちゃんヘア、HGSSは左右に毛先がハネたヘアとなっています。HGSSのデザインは、ひこうタイプ・鳥ポケモンの翼をイメージしているのかなと思っています。襟足が長いのは尾羽っぽいですし。
また、「鋭い眼差し」についても、金銀は三白眼と呼んで差し支えのないほどの鋭さ、HGSSはツリ目に分類される程度の鋭さと違いがあります。こちらは鳥類、特に猛禽類などをイメージしていそうですよね。
この辺りは年月の経過に伴うポケモンという作品そのもののキャラクターデザインの変化も影響していると思いますが、彼の場合、外見のみならず内面もリメイクに伴って変わっているな? と感じました。

金銀ポケモンスタジアムでハヤトの色々な顔グラ(表情差分)を見られて幸せ溢れ出るのですが、不敵に笑う表情や爪を噛むような焦り表情などがテンプレのキザキャラっぽい仕草だなーと思っています。鋭い三白眼もキザな2枚目キャラに使われがちな特徴ですよね。あれ? 私がそう思っているだけ?
また、この頃はHGSSの追加イベント(ファザコン対決など)がないため、ただ父親の跡を継いでいる若者という印象を受けます。
更に、今回の記事のタイトルにもしました彼の通称「華麗なるひこうポケモン使い」も加味すると、初期のハヤトのキャラクター性は『父親の跡を継いだ真面目な青年だが、ちょっとキザで坊ちゃん育ちなところもある』なのかなと思っています。

さて変わってHGSS、とあとポケマスも混ぜます(ポケマスは半公式・公認二次創作みたいな立ち位置だとは思いますが、一応HGSSの彼をベースにしているので)。
リメイク後のハヤトは金銀と比較して顔立ちはやや丸くなりましたがその代わり気の強い表情が多く、2種類ある表情のわかるドット絵はどちらも歯を食いしばっています。そしてリメイクに伴って追加されたセリフには、負けず嫌いで頑固な印象を受けるものが目立ちます。若者らしい爽やかな口調で誤魔化されそうですが、「ものわかりがわるいんだね!」など結構口が悪いシーンもあります。なんてストレートな男なんだ……。
ポケマスという新媒体での別方向からの供給も含めると、昔のゲームのサブキャラクターとしては破格のセリフ追加が行われているのですが、特に印象に残るのはやはり「過度とも受け取れる父親への言及」です。ここまで尊敬されていたらかえって恐縮するんじゃないかと思うほどの心酔ぶり。もっとも、当の父親は故郷を離れて旅ざんまいらしいですが。
金銀のハヤトとの違いを考えていくと、『セリフ追加に伴う父親尊敬キャラの深化と、そういったキャラ付けから来る生真面目さの強化(キザな雰囲気をやめた)』に変わっているなぁと思っています。
ポケマスでは、ずかん機能でキャラクターの簡易な紹介を見ることができ、ハヤトは"生真面目で少し頑固"と紹介されています。大変オブラートに包んでくれたなと笑いました。HGSSハヤトは短気のケがあると思っています。金銀ハヤトはもうちょっと落ち着いている印象を受けるので、雰囲気の違いを噛み締めています。

 

 

 

勝利への執念深さ

ハヤトは、はじめに紹介したとおりひこうポケモン、そして鳥ポケモンを愛用するキャラクターです。
メタ的な話になってしまいますが、この鳥ポケモンというのがゲーム内ではどちらかというと不遇側、あまり強くないポケモンとして設定されがちです(もちろん例外は多数ありますが、この後の話に繋げるためあえてこの図式を作ります)。
本人の有名なセリフ『せけんじゃ ひこうタイプの ポケモンなんか でんげきでいちころ……そう とりポケモンを ばかにする』とコンプレックスにしているように、共通の大きな弱点もあり、鳥ポケモンだけで頑張るのは簡単なことではないです。

そんな彼のゲームにおけるバトルスタイルは、「搦手戦法」が有名です。
命中率を下げるどろかけ・すなかけ、回避率を上げるかげぶんしん、一定確率で相手の行動を阻害するあやしいひかり・いばる、などなど……更に(ストーリー上)一番手のジムリーダーとしては非常に珍しい「はねやすめ(HP回復技)を使った耐久戦法」まで。
真面目と評されるハヤトが、性格からは想像しにくい搦手を多く使ってくるのは、この「愛する鳥ポケモンたちで勝つこと」、紛れもない「勝利への執念」の表れではないでしょうか。

【華麗なるひこうポケモン使い】と言われていますが、実際は負けず嫌いでルールの許す限りどんな泥臭い戦法も使ってみせる、彼の意地が窺えてとても好きなポイントです。

ポケマスEXのハヤトのバディーズわざ(必殺技)「大空を舞う華麗なるつばめがえし」。ネーミングが彼の要素をしっかり切り取っていてとても好きです。ちなみにピジョットと組んでいるときは「大切な思いを受け継ぐフライングレイ」という技名になります。こっちも良いですね。

 

 

推し×推し

ポケモンマスターズEX」というアプリゲームがあります。ポケモンシリーズのトレーナーに焦点を当てたゲームで、トレーナーキャラクターとポケモンが1組の「バディーズ」という単位になってユニット化されています。
そして、ありがたいことにハヤトもこのゲームに登場するのですが、なんとバディーズを組んでいるポケモンが……。

 

オオスバメ なんです。

 

いやなんで? ピジョンピジョット)は? と思われるかもしれませんが、ちゃんとピジョットと組んでいるハヤトもいます。いわゆる周回キャラですね。ありがとうポケマス4周年。
さてこのオオスバメ、前回の記事を参照していただけるとわかるのですが、私の推しポケモンです。大好きです。

edencreate.hatenablog.com

ジョウト地方のジムリーダーであるハヤトと、ホウエン地方初出のポケモンであるオオスバメの間にある接点は、HGSSやBW2(PWT)で手持ちポケモンになったことがあるという点のみ。
ジョウト地方で登場する他の鳥ポケモンなど、彼とバディーズになれる候補ポケモンは複数いるなかで、偶然私の大好きなオオスバメが大好きなハヤトとバディーズを組んでいるという事実に大いに沸き立ちました。
私は4周年前夜祭あたりの時期(2023年7月頃)に始めた新人です。ハヤトは恒常ガチャキャラクターでしたのですり抜けを期待していましたが、天井を経てもご縁がなかったので当時開催されていた選べる有償ガチャ*1を使ってハヤト&オオスバメを引くという事態が発生したりもしましたが、今となってはすり抜けによる凸も進み、優先的に育成アイテムも注ぎ込んで愛用しています。夢のようなバディーズを作ってくださり本当にありがとうございます……。
余談ですが、私がかつて育てていたオオスバメのNNは「オオぞら」といい、今後自分が出会うスバメオオスバメにはまずこの名前を与えようと思う程度には思い入れのあるネーミングだったりします。これが、上に貼り付けた画像のバディーズわざ名“大空”を舞う華麗なるつばめがえし」とリンクしてしまって1人で悲鳴をあげました。そして気が付いたらポケマスをインストールしていました。私にとっては奇跡的な噛み合い方をしているように思えてなりませんでした。本当に全てが偶然でしかないんですけれどね。

可愛いと可愛いが一緒にいる……。

 

 

 

にわかなりの特大の愛を

前回の記事でポケモンのプレイ遍歴を書いていたので、お気付きの方もいらっしゃるかとは思いますが、私は金銀もHGSSも通ったことのないにわかファンです。インターネット集合知を読み漁ってキャラクターを知ったつもりになっている未熟者です。(唯一、ポケマスは触れていますが始めた時期が時期なので誇れるものでもないでしょう。)
当該記事内で、オオスバメに会うためにシャイニングパールを買ったと書いていますが、そのときにプレイしたことのないポケモンの過去作を6本ほどまとめ買いして積みました。積んでないでプレイしろ
ただ、残念ながらそのときにHGSSのソフトは入手が叶いませんでした。折を見て、入手に動こうと思っています。
原作に触れていないのは勿体無い推し方をしているなあという自覚はありつつも、好きだという気持ちに嘘偽りはありませんので自分なりに特大のキャラ愛を貫いていこうと思っています。
ポケマスくんのハヤト、顔も良けりゃ声も良いので本当に感謝しきりです。ありがとうございます。間違いなく私の心の支えのひとつです。

……そんな感じ!

好きなキャラの絵を描きがちです。これは小鳥たちと戯れるハヤト。

 

*1:課金により、特定のバディーズから好きな子を自由に入手できるガチャ。基本的に期間限定ガチャのバディーズを確定入手するために活用されるため、今回のハヤトのようなガチャを引いていればそのうち出会える恒常排出バディーズに使われることは少ない。