初めましての方は初めまして。そうでない方は、お世話になっております。赤咲てあです。
私はこのブログのほかにTwitter(現X)などにもアカウントを作成しており、そこで「ひと月いちシャビリス」というタグを自作してイラストの投稿を行っています。
ひと月いちシャビリスとはなんぞや、という話から、私の推しキャラの話を少しできたらなと思っています。
シャビリスってなあに?
「ひと月いちシャビリス」というタグは、ブログ公開日時点で私しか使っていない(私が勝手に作った)タグであり、そのまま「1ヶ月に1回シャビリスを描こう」という意味のものです。
このシャビリスというのは何かと言いますと、ゲーム「P4U」とその続編「P4U2」に登場するキャラクター「シャドウラビリス」のことを指しています。
ちなみに、P4Uは『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』、P4U2は『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』の略称となります。かの有名なRPG「ペルソナ4」の正統続編でありながらジャンルは格闘ゲームという尖り方が当時話題になった*1ようです。
私はこのシャドウラビリスというキャラクターのことが大好きです。ペルソナシリーズのことをRPGだと理解する前に、たまたま寄ったゲームショップで大々的に宣伝されていた家庭版P4U2を見たときにシャドウラビリスと出会いました。公式サイトにキャラクター紹介PVが掲載されているのですが、PVでの彼女の感情の発露ぶりに大きく心を揺さぶられ、気が付いたらゲームソフトをレジに持っていってました。(この人前回のポケマスインストールのくだりもそうなんですけど衝動で動きすぎてませんか?)
初出から10年以上経過しているゲーム*2のキャラクターなので、ネタバレを気にしても仕方ないとは思いますが、細かくは触れずにざっくりと語っていこうと思います。
余談ですが、P4U2は現在、前作のストーリーなどが全部付属しているお得なリマスター版がSwitch、PS4、Steamでそれぞれリリースされています。
定価3,278円とフルプライスゲームより安いですし、「ペルソナ4」の続編でありながら「ペルソナ3」との架け橋にもなっているストーリーが特徴的なので、ノベルゲームのついでに格闘ゲームがついてくるという気持ちで買ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、サウンドライブラリもかなり充実しているので、ペルソナサウンドを垂れ流したり推しキャラのボイスを聴きまくるなどの遊び方もできます。ゲーム内で採用されていないいわゆる"没ボイス"も収録されていますので、地味にオススメ。
自家発電、しよう!
さて、P4U2の布教に夢中になりすっかり話が逸れてしまいましたが、シャドウラビリスです。シャビリスです。
なぜ「ひと月いちシャビリス」のタグを使ってまで毎月描くようになったかについては、2つ理由があります。
ひとつめは、「とにかく推しのファンアートを増やしたかったから」です。
格闘ゲームという異色の作品出身ではありますが、インパクトの強いキャラクター性と恵まれた可愛さから熱心なファンが増え(私もその1人です)、ファンアートも数多く描かれました。
ただ、残念ながら2023年時点では既に昔のキャラクターという立ち位置に変わり、新規のファンアートは滅多に生まれない状態になってしまいました。
偉そうに語っている私も数年触れずにいた時期もあるわけなのですが、ふと、めちゃくちゃ好きなキャラだからファンアートもっと増えてほしいな……と思うようになりました。なら、まずは自分が描かねえとな! ということで、毎月描くことにしました。
皆さまも描いてみませんか?(実質タイトル回収)
成長観測機
ふたつめの理由は、「自分のイラストの変化を見るための指標が欲しかったから」です。
Twitter(現X)を観測しているとわかるのですが、イラストを描きまくる人の作成ペースって本当に凄まじいんですよ。
毎日新しいイラストを描く人なんてそこらじゅうにゴロゴロいて日々刺激を受けるのですが、自分の描くペースと照らし合わせたらどうしてもそういった速筆魔神たちのようにはなれないなとも思い知らされます。
そこで、もっとゆるく、でも継続的に何かひとつのテーマのイラストを描き続けたら、自分のイラストの変化を観測できるし、一定のペースでイラストを完成させる企画感も出せると思い立ちました。
では何を題材にしようかと考えた時に思い浮かんだキャラクターが、シャドウラビリスでした。ファンアートをもっと見たい(なら自分で描けよ)なあという需要と、定期的にイラストを描く取り組みをしてみたいなあという欲求(これも需要なのでは?)が噛み合ったわけです。
「ひと月いちシャビリス」を始めてから8ヶ月ほど経過していますが、たった8ヶ月でも自分のイラストの描き方や雰囲気が違っていると思う部分があります。
月に1枚という儚い頻度なのは、シャビリス以外の絵も描きたいじゃろというキョロキョロオタクの性質と、週に1枚描くのが精一杯という自分の完成ペースの兼ね合いを見て決めたからです。おかげで義務感もなく楽しく続けられています。
格闘ゲームを「できる」にしてくれたキャラクター
シャビリスは一般的には悪役に相当する立ち位置のキャラクターです。破壊を望み、混沌を呼び、主人公たちを惑わせる。しかしそんな彼女にも様々な葛藤があり、特にP4U2のストーリーモードは彼女がただの破壊者ではなくなっている兆しが見られます。
本当に最高なので、気になる方は是非ストーリーを見てほしいです。リマスター版P4U2は前作P4Uのストーリーも全部読めます。ついでに格闘ゲームも遊べます。シャビリスは最高に動かしてて楽しいキャラクターですので、是非遊びましょう。
P4Uが世にリリースされてから12年、P4U2のリマスター版発売から1年経過している作品ではありますが、いまもこのゲームを愛して遊んでいる方達がたくさんいます。もし、もっともっと遊びたいと思ってくださった方がいるのなら、P4U2を盛り上げ続けているイベントにも参加してみてください。毎週のように大会とか対戦会とか交流会とか、なにかしらのイベントが開催されています。いつもありがとうございます。
シャドウラビリスは、元々格闘ゲームは一生かかってもできないと思っていた私を約3年間夢中にさせた女です。そのおかげで、コミュニティが開け良き友人知人にも恵まれましたし、いまもふとした時にP4U2だったり、別のタイトルであったりしますが格闘ゲームに触れることがあります。
実はシャドウラビリスは独特の操作*3が混じるため操作難易度が決して低くはないキャラクターだったのですが、大好きなキャラクターだったので格闘ゲーム初心者のアクションゲーム不得手でありながらゴリ押しました。好きなキャラクターを動かすことは、何よりも最強のモチベーション維持になりました。
3年間やった実力の自己評価は良くて初級者以上中級者未満かなといったところではあるのですが、頑張って好きなキャラクターで勝ちをもぎ取る快感は筆舌に尽くしがたいものでありました。
絶対できない、やれないと思っていた格闘ゲームを「できるゲーム」「遊べるゲーム」にしてくれたシャドウラビリスは、間違いなく私の世界を広げてくれた運命のキャラクターのひとりなのです。
私はシャビリスのことが大好きです。
なのでシャビリスのファンアートをもっとください。
まとめ方がわからなくなってきたので欲望を吐き出して無理やり締めにかかってしまいましたが。
……そんな感じ!