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過去に好きになったものはいまも大体好きです

チャンピオンバトル・シンオウをひこうポケモン縛りで遊んでみた

初めましての方は初めまして。そうでない方はお世話になっております。赤咲てあです。

今回は、アプリゲームポケモンマスターズEX」で毎週開催されている常設コンテンツ「チャンピオンバトル」一風変わった縛りでクリアしたので、日記にしてみました。

このゲームを始めて半年ほどのプレイヤーなのですが、こんなプレイングもできるようになっちゃいました。この挑戦がどれだけ楽しかったかを書いていこうと思いますので、是非見ていってくださいませ~。

 

 

 

 

 

 

チャンピオンバトルとは

メインストーリーをある程度進めると解禁される常設のバトルコンテンツで、原作ポケモンシリーズに登場する各地方の四天王とチャンピオンに挑み、殿堂入りを目指すイベントです。
毎月挑戦できる地方が変わり、毎週報酬のリセットが発生します。
実質的なウィークリーミッションに位置するコンテンツです。

チャンピオンバトルを18タイプのバディーズを全て1回以上使用してクリアすると「エリートモード」というモードが解禁されます。
エリートモードでは「オプション」を設定することができ、設定するオプションによって相手が強化されたり、味方の能力に制限がかかったりします。設定したオプションによってポイントが加算され、累計ポイントに応じて報酬が上乗せされる仕組みです。

本記事執筆時点では1戦あたり3,000ポイントを獲得することができ、5戦で合計15,000ポイントが最高報酬となります。
これは声を大にして主張したいのですが、このポイント分の上乗せ報酬は「多く獲得できたらちょっと育成の進みが早くなるようなもの」なので、最初から無理に高得点を狙わなくても大丈夫です。初回クリア報酬でも充分育成はできるので、まずは「クリアすること」を目標にして欲しいなと思っています。私も、最初の数ヶ月はクリアで精一杯でした。

 

 

高難易度バトルへの自信がついてきた!

2024年1月のチャンピオンバトルはシンオウ地方からリョウキクノオーバゴヨウシロナが登場します。こちらは最近解禁された地方らしく*1、ギミックやパラメータが難しく設定されており、高難易度チャンバトとしてプレイヤーの間で恐れられています。

私もヒイヒイ言いながら今週分(22日昼~29日昼)の報酬を取り切り、ほっと一息ついていました(そもそも、報酬を取り切れるようになったことに自分の成長を感じていました)。

そんな折、自分の中で明確にポケマスのバトルが上手くなったと思う瞬間が訪れました。
前回記事にもさせていただきました、スコアアタックイベント(統べ)の報酬制覇です。

edencreate.hatenablog.com

↑なんと約1万文字の超大作になってしまいました。ポケマス頑張ってみたいけど、難しいコンテンツはどうしたらいいか……という方にこそ読んでいただけたら嬉しいなと思います。

元々ポケマスは工夫や育成次第で難しいコンテンツもある程度攻略してしまえる*2編成幅の広さ、攻略ルートの多様さが魅力だと思っていましたが、定例コンテンツのなかでもかなりの高難易度に位置していると感じていた統べを限られた編成を使って良いスコアで終えることができたのは自信に繋がりました。

そして私はふと思ったのです。

 

「チャンピオンバトルをひこうポケモン縛りで攻略してみた~い」と。

 

 

縛りプレイの概要

・原作ポケモンシリーズにおいて、ひこうタイプを複合しているポケモンと組んでいるバディーズのみ使用可能
・15,000ポイントを取る

縛りはこれだけです。他はどんな手を使っても良いものとしました。
前置きは充分したので、各バトルの編成と内容の振り返りに移りましょう!

 

1戦目 VSリョウ(ほのお弱点)

特殊ルール:お互いに開幕にBC半減*3

チャンピオンバトルは1戦ごとに特殊ルールが付与されます。1戦目の特殊ルールは相手も味方もBCが半減するというもの。試合展開が加速しやすく、短期決戦の傾向が強いチャンバトのなかでも更に加熱しがちです。バフが完成する前に相手のB技が飛んでくることもあるので、火力も防御力もサクサク上げられるバディーズが向いています。
リョウは原作においては1番手の四天王であり、むしポケモンというなにかと大変な目に遭いがちなタイプの使い手であるため前哨戦のイメージが強いですが、ポケマスの彼は"ガチ"です。開始時に相手全体にこらえるが付与され、一度は攻撃を耐えられてしまいます。B技はこらえるを無視できるので、これでしっかり破壊したいところです。

ポテンシャルはマツバとハヤトが急所無効、シルバーが抜群時威力上昇1。シルバーのポテ、絶対素材に余裕なくて妥協してただろ、過去の私!!

・シルバー&ホウオウ(☆6EX・技5)
・マジコスマツバ&ホウオウ(☆6EX・技1)
・ハヤト&オオスバメ(☆6EX・技4)

狙われる順番*4はマツバ→ハヤト→シルバー。
いきなり全員☆6EX済み*5の超豪華編成です。そしてジョウト統一でもあります。

<マジコスマツバ&ホウオウ>
最強タンク。フェス限の☆5で、あまりの強さにガチャで引き当てた30分後には☆6EXしていました。
初手にほんばれからバフを組み立て、早々に回ってくる1回目のB技はサポートEXの効果でボルテージ2倍*6+パッシブで次回ダメージ防御を展開できるマツバに撃たせました。

<シルバー&ホウオウ>
めちゃつよ配布☆5。メインストーリー「伝説ポケモン編」で仲間にできます。
実はイベントで強化されるバディーズで、そのイベント報酬の強化幅が法外なことにより配布とは思えないエースバディーズと化します(強化前でも強さはありますが、強化後が別キャラってくらい強すぎて霞んでしまう)。
復刻待ちにはなってしまいますが、是非とも強化してあげたいバディーズです。私はちょうどポケマスを始めた時期にイベントが1度目の復刻を迎えており、ギリギリ強化が間に合った経緯があります。
晴れのときにアタッカーEXのボーナスで相手全体にB技をぶっ放そう! 終わり! わかりやすくて強いです。

<ハヤト&オオスバメ
推し×推しの最高バディーズです。恒常☆5。
ジョウト統一狙い(とどうしても推しを使いたかった)ではありますが、さっさと攻撃に移りたいシルバーの攻撃面のバフを手伝えてそらをとぶによる延命も可能と役割がしっかりあります。
他にも彼の強みは色々あるのですが、今回はWホウオウがひたすら強かったバトルなので別の機会に語ろうと思います。

 

攻略中、早々に回ってくる相手のB技を受け止めたあと、体勢を立て直す前に強力な攻撃が飛んできてしまいタンク役のマツバが落ちてしまうアクシデントがありました。
しかし、次のターゲットだったハヤトはそらをとぶで相手の攻撃を華麗に躱し、BCを回し切って晴れ効果中に超威力の全体対象B技を撃てるシルバーが必殺の一撃を放ち無事勝利できました。
「他の使い所も浮かばないしジョウトだし推しだしハヤト&オオスバメ入れておこっと♪」とゆるふわ脳で編成したらめちゃくちゃ噛み合った例でした。いやまさか最強タンクのマツバがアッサリ落ちるとは思わなくて……。

オプションは全て覚えているわけではないですが、超短期にする+天気を使用する都合上「攻撃するたび威力上昇2」などを取っていました。
(全戦オプションを撮らずに終えてしまったので、正確な情報が載せられなくて申し訳ないです……)

 

 

2戦目 VSゴヨウ(あく弱点)

特殊ルール:ボルテージの効果上昇

2戦目の特殊ルールはボルテージの効果が更に高まるというもの。単純に火力が高まるので、こちらも試合展開を加速させるルールです。
また、戦闘開始時に1度パッシブとして表示されるだけなのですがこのバトルは相手の特防が2倍になっています(もっとわかりやすくしてほしい)。つまり特殊攻撃が非常に通りにくいです。弱点の特殊攻撃=等倍の物理攻撃になってしまううえ、ゴヨウたちは特防バフなどを使うのでますます突破は困難になります。
ゴヨウは原作では4番手の四天王ですが、ポケマスのチャンバトでは四天王を好きな順で攻略することができます。しかし、最強の四天王を自負するだけあってその戦闘能力はかなりのもの。頑張っていきましょう。

ポテンシャルはリョウとフウロが急所無効、コクランが急所時威力上昇2。

・コクラン&ムクホーク(☆6EX・技5)
・リョウ&ビークイン(☆6EX・技4)
フウロスワンナ(☆5・技3)

狙われる順番はリョウ→フウロ→コクラン。
今回の縛りプレイで1番ポケモンマスターズEXした編成です。
この編成で勝てたことが、今回の記事を書こうと思った理由の半分以上を占めています。
編成も、内容も最高でした。

全員恒常・配布の限定ガチャバディーズなし編成であると同時に、弱点を突かない等倍攻略編成です。
一般的に、チャンピオンバトルにおける弱点を突かない(抜群を取らない)等倍攻略は難しいものとされています。オプションには「非抜群時P技B技BD技軽減8」というものがあり、「抜群を取ってしまえば無償で300ポイント盛ることができる」最強のオプション*7があるからです。1戦3,000ポイントを目標としたとき、このオプションを付けるだけで1/10を達成できてしまう(しかも相手が強化されることなく!)と考えたら、いかに凄まじいオプションであるか伝わるでしょうか。
ゴヨウ戦については、このオプションが使えません。相手の弱点はあくタイプですが、縛り条件下で物理あくを使えるアタッカーが私の手元にいなかったからです。
オプションは基本的に味方が不利に、相手が有利になるものばかりです。「非抜群時〜」のような実質強化幅のないオプションは珍しく、だからこそ重用されます。等倍で戦う場合、普段よりも更に相手が強くなるのです。
私は後述の毒耐久戦術を除いて抜群を取らずにチャンバトを攻略したことがなかったので、縛りプレイでいきなり等倍攻略に挑戦することとなりました。

<コクラン&ムクホーク
今回のアタッカー枠。攻略にあたり、☆6EXしました。恒常☆5バディーズです。
テクニカルロールの☆6EXボーナスは「B技の威力1.5倍」で、もともと高い威力のB技が強化されます。
固有の性能やBSB*8による強化で相手の攻撃・回避がデバフされていればいるほど更にB技の威力を上昇させることができ、その火力はまさしく必殺技。
通常攻撃のブレイブバードは反動ダメージが痛いものの火力が高く、パッシブとBSBで反動を減らし、T技「ご覚悟を」で付与される回復付帯(いわゆるリジェネ)で反動ダメージを半分ほどカバーすることで連打ができるようになります。
上記のB技威力上昇条件(相手の攻撃・回避ダウン)はフェザーダンスきりばらいで自力達成でき、パッシブのおかげでデバフの対象が全体化するためデバフ必要な手番を減らせます。
きりばらいが相手のバリア系統を吹き飛ばすため、「場に永続急所防御」などのオプションを踏み倒せる点も魅力的です。

<リョウ&ビークイン
ジェネリック・チャンピオングリーン。*9
恒常☆5のサポートの中でも相当強い部類なのではないかと思っています。いやこのゲーム育成さえできればどの恒常も強すぎるんよ。
1戦目にポケマスのリョウは"ガチ"と書きましたが、味方のリョウの強さも"ガチ"そのもので、ぼうぎょしれいにより無限回撃てる味方全体防御・特防バフT技「かっこいいでしょ!」による自身への回復付帯付与と味方全体への攻撃・急所バフ、1度しか使えないものの自身に7割、味方全体に2割ものHP回復を行うかいふくしれい、消費技ゲージは3と重いもののBSBで5割のひるみを狙えるこうげきしれい圧倒的なサポート性能を持ちます。
サポートEXにより初回B技後のボルテージ上昇量が2倍になるため、1回目のB技は彼に撃ってもらいます。
また、コクランが自分のバフで急所率を上げることができないため、BSBでT技の回数回復を取得しT技の3回使用(急所率3段階アップ)を目指します。
リョウの性能列記すると本当にこんなん許されていいのかって気持ちになりますね。ありがとう。ビークインが強くて嬉しいです(虫ポケ最推しがビークインなので)。

フウロスワンナ
メインストーリー第5章で仲間になる配布☆3です。☆5まで育成しています。
おそらくサービス開始当初から実装されている、超初期バディーズです。ですがこのフウロもまたとんでもない性能を秘めたサポートです。
BSBによる強化で、きずぐすりの回復量を大幅に上昇させ(最大60%)更に確率できずぐすりの使用回数も回復できます。タンク役のリョウやブレイブバードの反動を受けることになるコクランのHPをキープする役割をこなします。
T技「ひとっとびね!」味方全体の防御と素早さを上昇させることができ、バフの完成を早めます。素早さは技ゲージの回転率=味方の行動の自由度に影響するため、非常に偉大なバフです。
これもBSBの強化によるスキルですが、かぜおこしでひるみを狙うこともできます。確率は高くないですが、相手の妨害ができると有利になります。ひるみは取れる可能性があるだけで偉いです。

 

うーむ、BSBって凄いシステムだなぁ……。

 

<楽しい攻略手順>
①相手の行動次第ですが、できるだけ早くバフとデバフを完成させます。理想は味方2回目のB技までに完成。合間に、「開始時に味方HP減少5」(戦闘開始時に味方のHPが半減されるオプション)で削れたHPをリョウのかいふくしれいでカバーします。
②1回目のB技はリョウ(サポートEX)に撃ってもらい、ボルテージを2段階上げます。
③2回目のB技はフェザダン3回、きりばらい2回使用後のコクランが右のスターミーに撃ちます。全体攻撃のスピードスターが厄介なので最優先で倒します。
④次のB技までの間、コクランはブレイブバードを左のルージュラに連打します。反動ダメージはT技「ご覚悟を!」の回復付帯で半減させつつ、それでも削れる分はフウロのきずぐすりでカバーします。
⑤3回目のB技は中央のゴヨウ(ヤドラン)に撃ち、HPを8割ほど吹き飛ばします。急所に当たらないと厳しい*10です。
⑥あとはルージュラとゴヨウの残りHPをブレイブバードで削りきります。こうげきしれいとかぜおこしのひるみが発生すればするほど勝利が近付きます。

オプションは「非抜群時〜」が使えないため、かなり試行錯誤しました。
当初は「攻撃するたび威力上昇2」などの超短期決戦用のオプションを入れていたのですが、超短期ではコクランの火力よりも相手の火力上昇が上回り厳しかったため、練り直しに。
リョウが想定以上にタンクとして硬かったことと、かいふくしれいによる全体回復ができることに着目して「攻撃するたび〜」を外し代わりに「開始時に味方HP減少5」を導入。かいふくしれいを序盤に使い、あとの回復はリョウ・コクランの回復付帯とフウロのきずぐすりに頼ることで中期戦の構えを取ることにしました。
これが功を奏し、戦闘内容が安定したのでひるみや技の回数回復が良い感じになるまで粘ることで、無事勝利できました!

技の回数回復が発生しなかったことによるリセットも含めれば試行回数は50回を超えたと思います。
最初はコクランの☆6EXも行っていない状態から始まり、コクランがEXしたら火力足りそう、あのオプションを付けてみよう、外してみよう、ひるみが起きていれば勝てた云々……。
大変ではありましたが、リトライを繰り返し、行動を最適化し、育成を進め、少しずつ「勝てるかも」に近付いていく過程は「ああ、最高にポケモンマスターズEXを楽しんでいるな」と思えました。

 

 

3戦目 VSキクノ(こおり弱点)

特殊ルール:戦闘開始時に物理ダメージ軽減の場が展開

3戦目の特殊ルールは開始時にリフレクターが展開されるというもの。相手が物理アタッカーであるときに使いたいルールです。というわけで、強力な物理攻撃を繰り出してくるキクノ戦に当てました。
このバトルは、開始時にキクノがすなあらしを使って天候をすなあらしに変えてきます。行動するたびにスリップダメージが入るほか、相手はすなあらし中に強化されるスキルを持っているので、天候の上書きが必要となります。
じめんタイプのエキスパートらしく、地の利も活かして戦う侮れないキクノさん。しっかり対策していきましょう。

ポテンシャルはレッドが技ゲージ分威力上昇2、サロンセレナがP技後防御アップ1。ナギはまだ付けていませんでした。

・レッド(チャンピオン)&フリーザー(☆6EX・技1)
・ナギ&ペリッパー(☆5・技5)
・セレナ&ヤヤコマ(☆4・技3)

狙われる順番はナギ→セレナ→レッド。
ポケマスに詳しい方はこの編成の異常に気が付かれるかと思いますが、サポートロール(タンク役)がいません。
いないったらいません。ひこう複合ポケモンのタンクキャラは決して多くないので仕方がないですね。

<レッド(チャンピオン)&フリーザー>
ポケマス4周年に颯爽と現れた最強ぶっ壊れマスターフェス限定☆5。今回の攻略にあたって☆6EXにしました。この縛りをするまでEXしなくても足りるほど強かった。おかしい。
自分の火力バフを自分ひとりでまかなえる自己完結性能の高さが凄まじく、相手の攻撃も1度はまもるで軽減することができます。

<ナギ&ペリッパー
恒常☆3バディーズです。☆5まで上げてます。
あまごいで天気をあめに変更することができ、すなあらしの対策ができます。また、共に編成しているセレナやレッドよりも耐久面のパラメータが高く、T技「華麗に舞います」により自身の防御と素早さをバフすることもできます。つまり、なるべくしてターゲット1番に任命されたということです。エアスラッシュでひるみを狙うこともでき、BSBで脅威の6割ひるみを実現できるので、これで相手の動きをできるだけ止めてもらいます。

<セレナ&ヤヤコマ
恒常セレナを仲間にした状態でトレーナーズサロンというサブコンテンツでセレナと仲良くなると手に入るバディーズ。サロン解禁には恒常☆5のセレナを仲間にする必要がありますが、実質配布扱いという難しい立ち位置のバディーズ。サロン産バディーズはサロンを遊ぶことで手に入るアイテムで技レベルを上げられますが(なので技3になっています)、育成素材自体はそこそこケチっているので☆4での参戦。
T技「はじめましょ!」味方の場にリフレクターを展開することができ、タンク役不在編成の耐久面を支えます。また、BSBによりつつくやニトロチャージランダムデバフややけどなどの凶悪な追加効果を付与することができ、サイドを機能停止に追い込みます。
進化前であっても超強い、それがポケマス。

とても壁役が壁役できる状態にないので、超短期決戦オプションで挑みました。最強アタッカー・チャンピオンレッドを信じろ。
あまごいで天気を書き換え、レッドはバフ→ふぶきで自らのバフを行いつつ相手全体にこおり抵抗ダウン(こおりタイプの技のダメージが増える凶悪なデバフ)を撒き、サロンセレナは左右をつついてデバフを積極的に狙います。
特殊ルールで最初にリフレクターが展開されているため、こちらが切れる少し前にセレナはT技で上書き。自己バフを終えたナギはエアスラッシュでひるみを狙い、B技は1回目からEXしたレッドが全体対象で撃ち込みサイドを吹き飛ばします。相手のB技が1度飛んできますが、リフレクターとまもるで耐え凌ぎます。残った中央のキクノ(ニドキング)はシンクロ技「氷翼のれいとうビームで確定こおりにして反撃を封じ、やられるまえにやれの精神で勝利。

チャンピオンレッドの火力を完全に信用した攻略ルートでしたが、無事勝てて良かったです。

 

4戦目 VSオーバ(エスパー弱点)

特殊ルール:能力デバフの効果上昇

4戦目の特殊ルールは能力デバフ(いわゆる"ABCDS命中回避急所"に対するもの)の効果が上昇するというものです。デバフを使える編成なら有効なのですが、果たして今回の攻略メンバーは……。
原作のオーバはダイパのポケモン図鑑の犠牲になったり、ネタで取り上げられる機会の多い印象があるキャラクターですが、今回のエスパー弱点は超火力の特殊攻撃と高確率のやけど付与でこちらを焼き尽くしてきます。無対策では大変な目に遭うので、しっかり編成を練っていきましょう。

ポテンシャルはイツキとグリーンが急所無効、フウロが攻撃時防御ダウン1。特殊なのでフウロのポテは実質なしです。イツキの急所無効はラティオス攻略の遺産。

・イツキ&ネイティオ(☆5・技5)
・グリーン(チャンピオン)&サンダー(☆6EX・技1)
フウロ(22アニバーサリー)&トルネロス(☆5・技1)

狙われる順番はグリーン→フウロ→イツキ。
満を辞して登場、最強タンクのグリーンをここで使いました。サンダーがでんき・ひこうで本当に良かった
試行回数自体はそこまで多くなかったですが、そんな最強キャラを使っていてもなお運に大きく左右された攻略内容になりました。

<イツキ&ネイティオ
初期からいる恒常☆4バディーズ。☆6EX未実装バディーズなので☆5です。運営がんばって。待ってます。
ポケマスにおける最強コスパアシストパワーの使い手で、この技の存在だけで彼の価値は非常に高いと言っても過言ではないでしょう。
状態変化こんらんとの相性が良いバディーズで、パッシブやBSBによりこんらん中の相手への火力を高めたり、相手のこんらん自爆率を上げたりできます。

<グリーン(チャンピオン)&サンダー>
ポケマス4周年に颯爽と現れたマスターフェス限定☆5であり、最強のサポートバディーズ。
全てが強すぎるのですが軽く列記すると雷翼のはねやすめにより全体HP回復+回復付帯付与+状態異常解除を2回使え、ほうでん味方全体に防御・特防バフを無限回使用しつつ相手全体に確率でまひ+ひるみを与え、T技「栄光への導き」味方全体に特攻6段階+急所3段階+特殊技威力ブースト2段階*11という凄まじいバフを配り、スピーダーG+で素早さバフまでフォローすることが可能と、物理火力以外のバフはほぼ全てカバーできる法外ぶりです。私は技1での運用ですが、凸が進むと更に相手に能力デバフを付与できるようになったりやりたい放題が加速するので1,000年は戦えるバディーズと囁かれています。
イツキのアシストパワー原作ゲーム通りバフが進めば進むほど火力が上がっていくので、グリーンの超絶バフで一気に補助します。
また、前述したオーバの超火力と高確率やけどを2回の雷翼のはねやすめでいなします。

フウロ(22アニバーサリー)&トルネロス
2.5周年アニバーサリーで登場したフェス限☆5。私は4周年のタイミングの無料配布キャンペーンで入手しました。ありがとう4周年。
「あおぞらのねがい」によるゾーン展開でひこうタイプの火力支援を行えるバディーズですが、今回の彼女はパッシブでエアカッターひるみ・こんらん効果が付与されるようになっているため、とにかく相手全体の行動をひるみとこんらんで妨害する係になってもらいます。
T技「とばしますよ!」手早く素早さをバフしたら、あとはひたすらエアカッターを連打。ひるみとこんらんをお祈りします。味方全体のHPを少々回復できるミニきずぐすりGも持っており、グリーンの回復が尽きた後はこちらで延命しました。

バトル全体を通して、いかにひるみで相手の行動を封じることができるかにかかっていました。ひるみ確率はグリーン、フウロともにパッシブ効果で30%固定。技の効果ですと、全体攻撃のターゲット分散で追加効果の発動率も下がるのですが、パッシブの効果なのでストレートに30%が通ります。イツキの火力自体かなりのものだったので不満はない(強いて言うなら、やっぱりEXがあればもっと楽ができるだろうなあという点。ないものねだり)のですが、それ以上にオーバの火力がぶっとんでいて最強タンクのグリーン様ですら揺らいでしまいます。
クリアテイクはほとんどまひ・こんらん・ひるみのいずれかで相手の行動を許しませんでした。どんなに非道な手を使ってでも勝たなきゃいけないんだ……!!
なぜならデバフ推奨ルールなのに能力デバフが一切ないからです。実質ルールなし、ヨシ!

ちなみに、グリーンは技3になると攻撃・特攻デバフを生やすことができるので4戦目ルールと悪魔合体しもっと簡単に勝てると思います。やっぱりおかしいよチャンピオングリーン。

 

5戦目 VSシロナ(どく弱点)

特殊ルール:状態異常・状態変化の効果上昇+1〜4戦目のルールのいずれか選択

いよいよチャンピオン・シロナ戦です。チャンピオン戦は個別の特殊ルールに加えて1〜4戦目に適用された特殊ルールのいずれかを選んで戦います。
自分のやりたい戦術や、相手への対策になり得るルールを選びたいですね。
私は今回、4戦目の「能力デバフの効果上昇」を選びました。
シロナといえば、リメイクのBDSPであまりの強さにプレイヤーが悲鳴をあげるなど、強さに定評のある歴代チャンピオンのなかでも更に実力派のイメージ。しっかり対策、していきましょう!

ポテンシャルはグラジオ、アンズはなしでビオラはドラゴンガード。ビオラのは昔のイベント攻略の名残で今回の攻略では特に意味ないです。全員ポテンシャル無しじゃないですかー!

・アンズ&クロバット(☆4・技3)
グラジオゴルバット(☆5・技3)
ビオラアメモース(☆5・技2)

狙われる順番はグラジオビオラ→アンズです。
チャンバトエリモには、こういう勝ち方もあるっ!
毒耐久編成です!
ざっくり言うと、相手の火力が上がらないオプションばかりを取得して3,000ポイントを確保し、時間が経てば経つほどダメージの上がる状態異常どくどくを相手に付与して相手が倒れるまでひたすら相手の攻撃面のデバフ・味方の防御面のバフと回復を繰り返す戦い方のことです。
特殊ルールで「能力デバフの効果」を選んだのは、この毒耐久をより完璧に遂行するためです!

<アンズ&クロバット
BPチケット交換バディーズ*12で、BSBを利用するため☆4のアメだけ使用しました。
どくどくのキバでどくどくを付与できるほか、T技「みやぶれる?」回避率を高め、時間稼ぎができます。BSBによりT技の回数回復やP技後回避率アップG2も取得したため、運が良ければ回避バフを多く重ねがけできます。

グラジオゴルバット
キクノ戦のセレナ同様、トレーナーズサロンによって入手できる準配布バディーズです。サロン解禁条件が恒常☆5のグラジオ入手なのですが、ポケマスは恒常☆5の入手性が良いので遊んでいればそのうち入手できると思います。
サロン産バディーズはサロンを遊ぶことで手に入るアイテムで技レベルを上げられるので育成負担が少なくて良いです。レアリティだけ☆5まで上げています。
超偉いバディーズです。役割が多すぎて申し訳ないくらい。
どくどくのキバどくどくの付与に貢献し、BSBでB技後に味方全体のHPを回復しつつ自らの状態異常を回復し(今回のシロナはやけどを高確率で付与してきます)、相手のバフはくろいきりでリセットし、T技「必ず守るさ……!」により味方の防御と特防をバフし、パッシブの「初ピンチ時HP回復4」回復が間に合わなくなったときの保険として作用します。
こんなに偉いのに実質配布ってマジ?
ひたすらBCを回してB技を撃ちまくってもらえば味方のHPは維持できるので、ターゲット1番のグラジオが耐えられるかどうかに全てかかっています。

ビオラアメモース
メインストーリー14章クリアで仲間になる配布☆4です。☆5にしています。緑☆4アメも1個だけ使っています。偉いので。
むしのていこう相手全体に特攻デバフをばら撒きます。今回のシロナたちは特殊攻撃がメインなので、特殊ルールのデバフ効果上昇との合わせ技で火力を骨抜きにしていきます。
T技「いいんじゃない!」自身に特防バフと回復付帯を用意できるため、相手の流れ弾にも動じません。デバフを入れ切ったらスピーダーで技ゲージの速度を上げ、グラジオのB技の回転率を支えます。
実は相手全体に安定して特攻デバフを展開できるバディーズはレアで、ストーリーを進めるだけで手に入るビオラは非常にありがたい存在なのです。

相手は1度目のB技前に状態異常無効のしんぴのベールを使ってくるので、それまでに相手3体へどくどくを入れる必要があります。リセットポイントはそれくらいで、どくどくさえ入ってしまえば後は耐久モードで楽勝でした。
毒弱点のシロナは状態異常どくへの耐性も低く、特殊ルールも加わりどくどくのダメージがかなり高く入ります。耐久時間が短縮できるため、事故率が減ります。
最初から毒耐久で戦うつもりだったので意識していなかったのですが、シロナ側も回避バフを使うようで、後半はお互いに回避連発のノーコンバトルになっていました(もちろんどくのお陰で相手は行動するたびに大ダメージを負います)。やけど対策のグラジオB技は狙い通りで、やけどが入ってしまったらBCが回るまでアンズとビオラのみが行動し、B技でやけどとHPを回復したらまた3人で動いてBCを進めて……の繰り返しです。

全員実質配布バディーズの編成でしたが、1番苦戦を感じなかったバトルでもありました。
毒耐久ってスゲー!

毒耐久はオプションほぼ固定なので、普段使いのオプションを載せておきます。毒耐久未経験の方がいらっしゃいましたら、参考になればと思います。

 

 

 

完走した感想

というわけで、以上5戦を無事戦い抜き、ひこうポケモン縛りでシンオウ15,000ポイント獲得に成功しました!

ちゃんと勝ってます! 嬉しい~!

試行回数はリョウ戦1回、ゴヨウ戦50回超、キクノ戦5回程度、オーバ戦3回程度、シロナ戦3回程度でした。ご、ゴヨウ戦……。
実はキクノ戦は最初サロンセレナのところを新年ワタルにしていたのですが、ゲージが重すぎてBCが回らない+被ダメージが大きすぎてワタルのきずぐすりが焼石に水という点からもっと適性のありそうなバディーズを探して変更したという流れがあります。
試行錯誤を経て編成パズルが上手くいった時の快感はやみつきです!

一応、今回の縛りを思いついた理由として、こおり弱点とほのお弱点とエスパー弱点を鳥ポケモンで倒せそうだなと感じたから、ではあったのですが、ゴヨウ戦が立ち塞がったときはどうなることかと思いました。ひこう複合のあく打点はフラダリ&イベルタルを所持しており、あくのはどうで勝てそうだと思っていたら特防2倍が立ち塞がってきて計画が瓦解しました。結果的に、等倍攻略の経験を積むことができたので良かったです。

今回の縛り攻略にあたり、たくさんの先輩プレイヤーの皆さまの知恵を借り、応援をいただきました。
特に沼にハマったゴヨウ戦は、配信でずっと見守ってくださった皆さまのおかげで乗り越えられました。この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

いつか、ひこうを統べるもの……"ひこうバディーズ縛り"でチャンバトを制覇できるようになりたいです。
それまでは、このひこうポケモン縛り、言うなれば【名誉ひこうバディーズ】たちで色々頑張っていこうと思います。

 

ポケマス、楽しいぞ〜!!

 

……そんな感じ!

 

 

余談①:今回のサムネイルのイラスト、せっかくだから攻略に使ったキャラを描きたいと思って早速ハヤトを描いたのですが(ひいき)、ふとグラジオが目に入り、「うーむ、これはチームスキル“右目を隠せし者”……。」と思ったのでこの2人になりました。ちなみにそんなチームスキル(タグ)はありません。

余談②:前回の統べ記事より文字数が多いらしいです。そ、そんなつもりじゃ……。

 

 

 

 

*1:私がこのゲームを始めたのは2023年の7月頃で、プレイ歴は半年程度です。

*2:最近はいわゆる廃人向けの【究極高難易度】なるコンテンツが常設されたりもしましたが、無理に挑む必要のない腕試しバトル扱いなのは凄く好きです。

*3:BC:バディーズ技カウント。基本的にキャラクター1行動で1カウント減り、0になると必殺技「バディーズ技」が使えるようになる。バディーズ技は使用するバディーズの性能や育成によって超火力だったり、範囲攻撃だったり、バフをかけたり、様々な恩恵が受けられる。

*4:ポケマスでは相手からされる単体攻撃は、プレイヤーが設定する「狙われる順番」に従う。体力の高いタンク役を1番目に設定し、脆いアタッカーを守るのが基本となる。相手の全体攻撃は狙われる順番に関係なく脆いアタッカーに攻撃を通してくるため、警戒される。一部のバディーズは一時的にターゲットを引きつける技を持っていたりする。

*5:育成状況の目安:☆6EXは強化によって到達する最高レアリティ(このゲームはレアリティを育成で上げられる)、技レベルは最大5で凸数を表す。技1=無凸。

*6:ボルテージ、別名気迫。B技を撃ったあとに1上昇する。ボルテージが上がれば上がるほど技で与えるダメージが高くなる。ちなみに、ロールがサポートで☆6EXしているバディーズは初回で撃ったB技のみ上昇するボルテージが2になる。単純にB技を2回撃っているようなものであり、その火力上昇幅はボルテージなしと比較して2倍と破格のもの。

*7:一部の例外を除き、ポケマスのサポート役は火力がかなり低くダメージソースとして期待できない。火力役が抜群を取って大ダメージを与えられれば問題ないことから、このオプションは使い勝手が良いとされている。

*8:バディーストーンボード。追加育成システム。育成アイテムとコストを消費してパラメータを上げたりスキルを付け足したりできる。凸が進むといっぱい強化できる。解説が難しいのでこれ以上は省略。

*9:強力な全体回復技、手厚いバフ、無限に撃てる防御・特防バフなど基本的な性能が似ているため私が勝手にそう呼んでいます。ちなみにチャンピオングリーンはこんな凄まじい性能をしているリョウを遥かに上回る性能をしています。本当になに?

*10:ポケマスは急所バフ3段階で確定急所になるが、特別な仕様でB技は急所率が削減されてしまい、急所3段階で8割急所となる。一部スキルで確定急所のB技を撃てるようにバフできたりもするが、今回の編成は確定急所を用意できないのでお祈りポイントになった。

*11:次回使用する特殊技の威力を上昇される別枠バフ。最大10段階で、うまくブーストを持ち越して溜め込むと凄まじい倍率の攻撃を叩き込める。

*12:イベント報酬などで獲得できるバトルポイントを一定数貯めると手に入るチケットで交換できるバディーズ。いわゆる配布枠。